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カイロによる椎間板ヘルニアの治療

椎間板ヘルニアはツライ

 腰痛を経験された方なら、椎間板(ついかんばん)ヘルニアという言葉を聞いた事があるでしょう。 椎間板ヘルニアとは、背骨の中にある椎間板(ついかんばん)という組織が損傷する事で重度の腰痛をひきおこす疾患です。症状が重度であれば、お医者さんには外科手術を勧められる事になるでしょう。

 でも、ちょっとまってください!!

 外科手術には何らかのリスクが必ず伴います。その前に、リスクの少ないカイロプラクティック治療を試してみるのはいかがでしょうか。

 この章では、カイロプラクティックによるヘルニア治療について紹介したいと思います。

椎間板ヘルニアの基礎知識

椎間板と背骨

 まずは椎間板ヘルニアがどういった病気であるか、簡単に解説しておきます。 上図を見てください。背骨の間に挟まれいている組織が椎間板です。椎間板は背骨のクッションとして働いている組織で、背骨と背骨とを柔軟につなぐ役割をしています。

 この椎間板が何らかの原因で損傷すると、その内容物が外にはみ出て神経を圧迫します。そしてその結果、重度の腰痛をひきおこしてしまうのです。

椎間板ヘルニアの3つの原因

 椎間板ヘルニアは、ある日突然そうなるものではなく、大抵その前から何らかの症状が腰にある場合が多いようです。そう考えると、椎間板ヘルニアになる原因は、日々の腰へのストレスの積み重ねであると考えられます。ストレスの蓄積で最初は普通の腰痛となり、さらにストレスが蓄積されると、ついには椎間板が損傷してヘルニアになってしまうというわけです。

 では具体的に何が腰や椎間板のストレスの原因となるのでしょうか。ここではカイロプラクティックの視点から3つの代表的な原因を紹介します。

からだのゆがみ
からだのゆがみ
 まず一つ目は「からだのゆがみ」です。からだのゆがみとは、からだがねじれたり傾いたりして、からだの一部分にストレスが集中している状態です。(詳しくはこちらで解説しています)。特に腰の背骨がゆがむと、腰全体に強いストレスがかかるだけでなく、椎間板にもねじれのストレスがかかるようになります。

悪い姿勢
悪い姿勢の骨
 悪い姿勢は腰にとってもストレスです。 特に、腰の反り返っている姿勢(お腹を前に突き出している姿勢)は、腰と椎間板にとって強いストスレスとなります。 又、座ってる時に多くみられる背中を丸めた座り方(下図参照)も、椎間板の内圧を高める為、ヘルニアの原因となります。

悪い座り方

日常的に椎間板にストレスをかける動作をしている
椎間板にストレスを与える動作
 常日頃から腰や椎間板にストレスをかける動作をしている事もリスクの一つです。特に以下のような動作を日常的にしている方は注意が必要です。

  • 腰の上下動作の繰り返し
  • 中腰姿勢を長時間維持している
  • ゴルフなど腰を強くひねるスポーツが趣味

 上記の例からもわかるように、椎間板にストレスをかける動作とは「ねじる」と「かがむ」に多くあります。これらの動作を日常的にしている方は、注意が必要です。

カイロプラクティックによるヘルニアの治療

カイロプラクティック治療

 椎間板ヘルニアの治療はカイロプラクティックの治療者にとって大きなテーマです。その為、様々な研究が行われてきました。その結果、カイロプラクティック治療は椎間板ヘルニアに一定の効果が有り、特に軽度であるならば高い効果のある事がわかってきました。

 治療法についても多くの研究がなさなれていて、様々な方法が考案されています。 ですから、ここで全てを紹介する事は出来ませんが、もっともオーソドックスで安全性の高い治療法について簡単に紹介します。

 まず、背骨のゆがみを改善しながら、外に出た椎間板を元に戻す為のストレッチに類似した治療を行い、ヘルニアの状態を緩和します。又、悪い姿勢であるならば、姿勢矯正も行います。特に反り返った腰は椎間板を痛める原因ですから、必ず矯正する必要があります。このような治療は、無理なく痛みの出ない範囲で行なう為、症状を悪化させるリスクはほとんどありません。これら以外にも必要であれば、椎間板からストレスを抜く為のエクササイズや生活指導も行われます。

 まずはこのような治療を10〜15回程度を目安に受けてみましょう。 それで効果がなければ、手術などの他の治療法を検討するのがよいと思います。

 私の治療室には、ヘルニアの手術を受けても腰痛が改善しなかった為に来院される方が多くいらっしゃいます。 こういった方は手術による影響がからだに残っていて、それが治療の妨げになってしまうケースが多いのです。 こういった事からも、手術で身体を傷つける前に、カイロプラクティック治療を試してみてほしいというのが、私の願いです。

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