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小児の耳への感染症と、カイロプラクティック治療(アメリカ)
By Dr. James Gregg

多くの子ども達にとって、中耳炎などの耳への感染症が大きな問題となっています。
アメリカではこのような小児に対して抗生物質や外科的処置を早期に行うケースが多いと、社会的に批判されています。

実際、アメリカ政府は抗生物質などをすぐに与えるべきではないと勧告しています。それは小児に薬物に対する耐性ができてしまうからです。

出産過程で小児の脊椎には大きな負荷がかかります。そのことにより、背骨にサブラクセーション(カイロ用語で「背骨のゆがみ」の事です。)が、できるのではないかと考えられます。

1987年にgutmanは、出産5日目の1250人の赤ん坊を調べました。すると、その内95%の赤ん坊に背骨の異常性が示されました。
gutmanは、この背骨の異常により、耳への感染症の抵抗力が低下するのではないかと述べています。

Journal of Clinical Chiropractic Pediatrics (Oct.97) (97年10月の、『カイロプラクティック・小児科ジャーナル』)では、小児から思春期までの400人の子ども達に6ヶ月のカイロ治療を行った結果、80%の子供に耳の感染症はなかったと報告しています。

カイロプラクティック治療は、薬物を使わずに小児の感染を防ぐ治療法として、有効かもしれません。

原文は、Planet Chiropractic


管理人コメント
カイロプラクティックの本家、アメリカでは、カイロプラクティックの分野の一つに「小児カイロプラクティック」があります。
まだ、未発達な分野の一つですが、これから色々な研究が進んでいくでしょう。

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