|
|
|
カイロプラクティックで指導されるエクササイズの種類
|
|
|
ちゃんとしたカイロプラクティック治療室なら、治療後に自宅で行うエクササイズの指導があると思います。ここでは、カイロプラクティックでよく紹介されるエクササイズの種類を解説します。 |
 |
一つの症状は、一つの原因でおこるわけではありません。いくつかの原因が複合して一つの症状がおこるのです。したがって、一つの症状でもいくつかの効果的なエクササイズを組み合わせたほうがより効果的なのです。
ここで紹介するエクササイズの種類は以下です。
|
ストレッチエクササイズ
|
縮んだ組織を伸ばす効果があります。
|
筋力強化エクササイズ
|
弱ったり伸びてしまった組織を再強化します。
|
体の意識を整えるエクササイズ
|
正しい身体の使い方を再教育するものです。
|
|
一つ一つは簡単で、全部行なってもだいたい5分くらいです。毎日やってもらうのが最適ですが、週に2~3日でも効果はあります。
次にこれら3つのエクササイズを個別に紹介します。
|
 |
ストレッチエクササイズとは、筋肉を伸ばして筋肉に柔軟性を持たせるためのエクササイズです。
例えば、肩こりは肩をおおう筋肉、僧帽筋(そうぼうきん)が緊張して短くなっている場合がよくあります。この場合は僧帽筋を伸ばしてやると、堅くなった筋肉がやわらかくなり、肩こりが良くなることが多いのです。またストレッチエクササイズは緊張した筋肉をリラックスさせる効果もあります。
エクササイズのポイントは、痛くなるまでやらないこと、40秒ぐらい持続して行うこと、伸ばした筋肉をゆっくりともとに戻すことです。 |
|
ここでいう筋力強化エクササイズは、スポーツなどの筋力強化とは違います。
悪い姿勢などを長期間続けていると、その姿勢を維持するのに必要のない筋力が低下する事がよくあります。例えば、腰痛をおこしやすい腰が反り返った姿勢は、お尻の筋力が低下しやすい姿勢です。弱くなった筋肉を強くすれば姿勢は改善され症状も良くなります。つまり、ここでいう筋力強化エクササイズは「筋力を強くする」ではなく「筋力もとに戻す」ことですので、体力は必要としません。
エクササイズのポイントは無理せず楽に行なうことです。痛みがでたら、それは無理しすぎのサインです。 |
|
悪い生活習慣を長期間続けていると誤った身体の使い方を覚えてしまいます。
悪い身体の使い方を直すのは大変な努力を必要とします。例えば、左利きを右利きに戻すのはとっても大変な事ですね。体の意識を整えるエクササイズは悪い身体の使い方を正常に直すエクササイズです。
このエクササイズは一連の特殊な動きで行います。
例えば肩こりのとき、あごが前に突き出た姿勢になっている時があります。これを治すには体の意識を整えるエクササイズが有効です。
ポイントは、ある程度の長期間続けて行なうことです。 |
 |
 |
カイロプラクティックで指導されるエクササイズにもいろろな種類があるのが分りいただいたでしょうか?
カイロプラクティック治療では、これらエクササイズを症状や個人に合せて、指導していきます。
カイロ治療同様、エクササイズの最終目的も本当の健康です。
症状の回復後もエクササイズを続けていけば症状の再発を防ぐだけでなく「本当の健康」になっていくでしょう。
毎日の歯磨きのような気持ちでエクササイズを続けてみましょう。 |
|