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詳細「背骨のゆがみ」

 

「背骨のゆがみ」という言葉。
なんとも、誤解を生みやすい言葉である。
それでも、この言葉を使っているのは、わかりやすいから。

もっと、わかりやすく、正確な表現があるのではないか?
……とも、思うのだが、僕の頭では思いつかない。

で、ここでは、あえて読んでいる人がちょっとわかりずらくてもかまわない!! 正確に説明しよう!! と開き直って「背骨のゆがみ」について詳細に解説しようというわけだ。

ここまで読んで、「ああ、どうでもいいや。もう読まん。」と思った人、正解です。
「まあ、ヒマだから読んでやろう」という、特殊な方、ありがとう!!
最後まで読めたら、すごいです。しかも、けっこう長くなります。覚悟せよ。



「背骨のゆがみ」とは、専門的な言い方をすれば椎間関節機能障害という言葉になる。
椎間関節とは、背骨の関節の事。この関節になんらかの「障害」がおこる。
カイロプラクティック界では、これをサブラクセーションなどという。これは医学用語では亜脱臼という意味で、お医者さんに誤解を生む一つの原因になっている。

では、この障害、何故おきるか?
カイロプラクティック論では、複合サブラクセーションという言い方でこれを説明している。
「隣接関節構造の、力学的、解剖学的、生理学的関係の変調」

……わけが分りませんね。

つまり、「からだのいろいろな不健康が、最終的に背骨の関節に不調和を生む」という所であろうか。

ともかく、こうして、椎間関節に機能低下がおこる。
では、この機能低下とは、どういったものか?

関節の機能が低下すると、運動性が低下する。関節にスムーズに動かなくなるわけだ。
こうなると、背骨に隣接する筋肉のバランスが変化する。
これは、背骨にくっついている筋肉が不随筋である事が関係している。
不随筋というのは、意識でコントロールできない筋肉の事。
不随筋は、反射的調節で筋肉の緊張がコントロールされている。椎間関節に機能低下がおこると、反射的にこの不随筋が緊張し、痛みをおこし、さらに関節の運動性を低下させる。

関節の運動性がある程度さがると、椎間板の代謝が悪くなる。椎間板は若い時は血管によって栄養補給されているが、成人になるとスポンジのように周りの体液を吸収し栄養をとっている。

関節の運動性がさがれば、椎間板の運動性もさがる。よって、椎間板も機能低下する。薄くなったり、ヘルニアを起こしたりするわけだ。

ここまでくると、関節は安定性を失う。動きが逆に大きくなる。すると、身体がそれに反応して、背骨を固定しようとする。
これが骨棘(こつきょく)である。背骨から、骨が育ち、背骨を安定させようとする。しまいには椎骨と椎骨がくっついてしまう場合もある。
くっつかなくても、神経を圧迫して、シビレなどをおこす。



……おーい、誰かいるかー?
誰も読んでないような気もするけど、まだ続く。

で、このように椎間関節の機能異常は進行していくわけだか、これがいろんな影響をおこす。
もっとも大きな影響が、神経に対する影響である。
サイトでも、何度も紹介しているが、椎骨と椎骨の間から、脊髄神経という太い神経がでてくるわけだ。で、これが背骨のゆがみで、圧迫される。


ここで、こういう疑問をもつかもしれない。
「背骨のゆがみって、骨が脱臼しているわけではないんでしょ? それが本当に神経を圧迫するの?」
その通りである。
実は、背骨のゆがみが圧迫するのは神経ではない。

この脊髄神経がでてくる椎骨と椎骨がつくる穴を椎間孔という。椎間孔には実は、神経だけが通っているのではない。神経に栄養を送る血管も通っている。実は、この血管は非常に圧迫に弱い。特に静脈。小さな背骨のゆがみでも、静脈は圧迫される。すると、ここでうっ血がおこる。血液が椎間孔にとどこおるわけだ。これが、脊髄神経を圧迫するというわけ。

この脊髄神経には、自律神経の線維も含まれている。これが、背骨のゆがみが自律神経を乱す原因である。

これでおしまいっ!!
はーっすっきりした。


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